サンタクロース奨学金支援機構とは
全国の要保護児童(施設、里親、児童相談所に保護されている児童)で、歯科衛生士、歯科技工士の養成校に進学を希望する者に対し、趣旨に御賛同いただいた方からの寄付金を原資とした奨学金事業です。
奨学金支援対象者
・歯科衛生士養成学校または歯科技工士養成学校に進学を希望する要支援児童で、かつ翌年3月に高校を卒業予定の者とする。
現在、支援金については、ほぼ100%歯科関係者様からの寄付金となっておりますので、
歯科衛生士養成学校または歯科技工士養成学校に限定をしておりますが、今後につきましては支援する職種につきましても、
子供たちが希望する職種に合わせてその窓口も広げて行きたいと考えております。
例えば、医師の先生方からの寄付金であれば看護師養成学校希望者へ、税理士の先生方からの寄付金であれば税理士養成学校希望者へと、その支援の職種を広げ出来る限り多くの子供たちの夢を叶えてあげたいと考えております。
【New information】
― 2024年度 奨学生募集開始!! ―
2016年より寄付金募集活動を行って参りました本奨学金活動も、皆様の真心からの寄付金額が2024年7月現在で、3,114,950円寄付金が集まっています。
日々、ご支援ご協力頂きました皆様に心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
本年度につきましては3名の奨学生募集を行い、奨学金支援を行って参ります。
■応募方法につきましては下記の通りとなります。
専用の申請用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上、サンタクロース奨学金支援機構までお申し込み下さい。
尚、奨学生の募集期間(申請書類の提出期間)は、2024年9月1日から同年9月30日までとします。(9/30の消印有効)
また、奨学金申し込み後、奨学生選考審査に必要となる小論文(原稿用紙800字程度)を2024年11月1日より11月末日までに郵送して下さい。
選考結果発表につきましては2024年12月中旬頃を予定しております。
また、奨学金の支給については現在学校卒業見込み及び希望校の合格決定が確認できたのち、申請時指定口座へ振り込み支給致します。
ただし、その学校へ進学しなかった場合は奨学金の返済義務が発生します。
尚、希望校へ入学し在籍が認められたのちは奨学金の返済義務が解除されます。
※入学式出席後、諸事情により在学が不可能となった場合については奨学金返金の義務は発生致しません。
その他、詳しくは事務局までお問合せ下さい。
サンタクロース奨学金の流れ
代表理事ご挨拶
一般社団法人 サンタクロース奨学金支援機構(基金名:サンタクロース奨学金支援機構)代表理事の前多 壯晃です。
私は20年程前より施設に対しサンタクロース活動を行ってまいりましたが、活動の中で要保護児童が大きな問題を抱えて生活していることを知りました。それは、18歳で施設を退所する際、国から支給される20万円のみで世の中に出なければならないという現実です。20万円では進学どころか、一般の会社にも就職が出来ません。住む所を失うのですから 必ず寮のある会社に就職しなければ生きていくことが出来ないのです。抑制された幼少期青年期を過ごした彼らの中には社会に馴染めず、中には孤独死をしてしまった卒業生もいると聞いております。
日本は世界の中でも豊かな国で、恵まれない国の子供達に愛の手を送ろうという活動は当たり前のようにあります。しかし、この国にも助けなくてはならない子供たちも全国で4万人と多くいることをわかって欲しいのです。そして彼らに夢を与えて頂きたい。勉学をすれば進学することが出来る、資格を取り社会に出ていくことが出来るのだという目標を持たせてあげたいとの思いからこの基金を立ち上げました。多くの方々に賛同して頂きたく思います。何卒宜しくお願い申し上げます。
藤本孝雄先生の応援メッセージ
元厚生大臣の藤本孝雄です。現在は歯科医療情報推進機構の理事長として歯科界における様々な諸問題解決に対し日々努力しおります。
『サンタクロース奨学金支援機構』は、児童養護施設などで親元を離れて育った子供たちのひとり立ちを支援するという重要な社会的役割を担おうとしています。
同時に歯科衛生士や歯科技工士の不足問題解決への一助も目指しています。広く皆さまのご協力を得て成功してほしいと願います。歯科医療情報推進機構もこの活動を応援してまいります。
募金受付方法
サンタクロース奨学金支援機構では、活動にご賛同いただける皆さまからのご支援をお待ちしています。
個人・法人の方問わず一口1,000円~、銀行振込にて寄付受付をさせていただいております。団体概要